OBからリビア支援物資のお願い

 

1期生鈴木さんから、リビアへの支援物資のお願いです。

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こんにちは。伊奈学園第一期卒業生の鈴木力(すずきちから)と申します。 

さて、本日は、伊奈学園関係のみなさまにひとつお願いがあります。 

私の近しい友人の金城(かねしろ)さんという方が、先日、仕事で北アフリカのリビアを訪問しました。ついこの前までカダフィ大佐の軍隊と市民が内戦を行っていた国です。内戦の結果、多くの人が住む家を失い、寒さに震えています。(冬は東京と同じくらいの気候です。) 

2012年1月22日、リビア暫定政権副首相との会談の際、金城さんは副首相から「古着、毛布、靴、靴下、ジャケット、マフラー、文房具、おむつ、薬品等において緊急に民間支援を必要としている。日本の方に援助していただけないだろうか」とのお願いを受けました。お願いを聞いて現地を訪れた金城さんを迎えたのは、銃弾の傷跡も生々しい焼け焦げた家々、壊れた戦車、瓦礫の山、そして、そのなかでも笑顔を失わない子供たちでした。 

この子供たちのために何かをしたい、と金城さんは、支援物資をリビアに届ける活動をはじめました。 

NGOなどの団体にあたりましたが、個人のお願いはなかなか聞き入れられず、金城さんは個人で準備を始め、物資の輸送から現地での配布までの手配を完了しました。あとは、物資を集めるだけです。 

私に、「鈴木さんの知り合いにも声をかけて下さい」とお願いされ、思い当たったのが伊奈学園です。在校生だけでも3000人、卒業生や関係者を合わせたら相当な数になるはず。一人ひとつが何かを持ち寄れば大きな力になるのではと思いました。 

そこで、皆さんにお願いです。下記の金城さんからの呼びかけをご覧頂き、支援物資をお送り頂けますでしょうか。(写真など、詳細は文末のURLを御参照ください。) 

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金城昭一記 

42年間の独裁政治に終止符を打った北アフリカのリビアでは内乱により2万人以上の方々が家を失い、夜は零度近くまで下がる寒い冬を過ごしています。学校は破壊され、子供達は勉強道具を失いました。 

衣料品は古いものでも一向に構いません。冬物、夏物、大人用、子供用を問いません。 

文房具類は鉛筆、ペン、消しゴム、ノート類、ざら紙、ものさし、分度器、コンパス等、小中学で使うすべてのものを必要とします。小中学校で処分予定でまだ使えるものでも構いません。 

病院、クリニックもしくは御企業様で、医療機器、リハビリ機器を寄付していただける方も探しています。皆様のご支援、ご協力をお願いします。 

文具類・衣類品等の支援物資を段ボールで下記住所まで宅配して頂けませんでしょうか。 

段ボール宅配先住所:〒135-0004 東京都江東区森下2の11の9 
宛名:金城昭一(かねしろ しょういち) 
宅急便用紙に書く送付先電話番号:080 3930 3721 

(お願い) 
※宅配便の送付は午前中到着にしていただき、宅配業者には到着10分前までに上記携帯電話番号へ電話を入れていただくようご指示をしていただけましたら幸甚です。 
※お手を煩わせて大変申し訳ありませんが、問い合わせと支援物資宅配のご報告は、私のメールアドレスへお願い申し上げます:  
sho@nkl.com.au 

お届けいただく支援物資は20フィートコンテナ―分が集まり次第、東京・横浜港からリビアのミスラタ港へ輸送する予定です。お送りいただいた物資は、責任をもって現地まで届けます。 

金城昭一 (UAE携帯電話:+971 56 631 8149) 
参考URL http://www.kaneshirolawyers.com/-e3-83-aa-e3-83-93-e3-82-a2-e3-82-a8-e3-82-a4-e3-8.html 
フェイスブックページ
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日本も大変な時ですが、遠くの国で笑顔の輪が広がることが、自分と身近な人の笑顔にも響き渡りますように願っています。 



伊奈学園第一期生(初代3A・サッカー部長・生徒会副会長) 
鈴木力(すずきちから) 
在コロンボ 
suzukic@e-mail.jp 
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